立春大吉

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    母が永眠して4か月が過ぎた。

    脳梗塞に倒れ5年間の闘病生活を共に過ごしたが、2度目の脳梗塞で
    意識を失う寸前まで母は戦争体験を語ってくれた。


    母が要介護状態となって15年の月日は、母にとっても介護をする
    私にとっても結構しんどいものだった。

    でも、その間、母から娘へ、そして祖母から孫への戦争体験の語り継
    ぎは確実に行われた。バトンを受け継ぐ時間としての15年間はまだ
    まだ足りないほどだったかもしれない。

    長年の闘病生活から解放された母の死に顔は実に安らかだった。
    そして、長年の介護生活から解放された私は、身も心も開放され、
    安まるはずだった。

    ところが、自分でも不思議なほど喪失感と虚脱感に襲われ、母の遺影
    には向えても母の遺した著書や手記には向えない心境が続いた。

    それほど私にとって母の存在は重く、大きなものだったということを
    改めて痛感した。

    でも、百箇日が過ぎやっと春がやって来た。「立春大吉」♪

    ようやく少し気持ちの余裕が出てきた。
    これからまた少しずつ母の事績を顕彰してゆきたい。



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     母の遺した著書・句集・手記が掲載された書籍・手書きの原稿等々。

     

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    プロフィール

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    俳句結社「雉」同人。俳号、亜紀。 「京大俳句を読む会」運営委員。俳人協会会員。 ホームページ「平和への祈り」を管理。 「俳句誌「雉」HP「支部のページ」に、 「関西地区だより」を発信中。

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